NZの高校は冬のトーナメントウイーク

今週は、ニュージーランドの高校は、冬のスポーツのTOURNAMENT WEEK(トーナメントウイーク)だ。

トーナメントウイークは、ニュージーランドの教育省が定めていて、毎年2回夏と冬にそれぞれ、高校スポーツの全国大会や、地域大会が行われる。夏は3月下旬から4月上旬、冬は8月下旬だ。

ニュージーランドのスポーツは、おおよそ夏のスポーツと冬のスポーツに分かれていて、水泳やクリケット、テニスなどは夏のスポーツ、ラグビーやサッカー、ネットボールなどは冬のスポーツだ。それぞれのシーズンが終わると、高校でのチーム練習や大会も終わる。ニュージーランドはラグビー王国だけれど、15人制のラグビーの練習や試合は、基本的には冬のシーズン期間中しか行われない。

そしてこの冬のトーナメントウイークでは、ラグビーのU15の全国大会やU14の地域大会、サッカーの北島や南島の大会などが各地で行われている。毎年開催地が変わるようだけれど、今年のラグビーのU15の全国大会はクライストチャーチ、U14の北島の大会はパーマストンノース、サッカーの北島の大会はロトルアやタウランガなどで開催されている。トーナメントは4日間から6日間程度あるので、宿泊をともなう場所で開催される大会に参加するチームは、今週はずっと学校の授業をお休みする。

この2~3年は、Covid-19の影響でトーナメントウイークに大会が行われなかったスポーツも多く、今年は久しぶりにほぼすべてのスポーツが予定通りに行われるようだ。

このトーナメントに参加するのは、各高校年齢別にそれぞれ1チームだけのところが多いので、トーナメント参加チームが各高校で選抜される。その高校の代表チームに入れるのかどうかというのも、各選手のスポーツキャリアにとってとても大切だ。

弊社の留学生の中にも、サッカーのジュニアチーム学校代表としてタウランガで行われている大会に参加している人もいる。今週は月曜日からとてもいい天気で、朝晩は冷えるけれど昼間はぽかぽかと暖かいので、大会を楽しんでいると思う。

この大会が終われば、ラグビー1st XVのNational Top 4を残し、高校のウインタースポーツはほぼ終わり、後は地域代表チームなどの試合と練習を残すのみとなる。

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