いつも通りの髪型

長期留学生やワーホリにとって、髪をどこでいつ切るのかというのは、意外と重要なポイントだ。
ニュージーランドのローカルの美容院に行くと、まず英語でうまく説明できないという問題があって、次に、こちらの言っているイメージと受け取り手のイメージが違うという問題があって、その次にまた、技術的な問題があって、最終的に値段の問題もある。そして、満足のいく髪形になることはあまりない。オークランドやウエリントンには日本人や日本での経験のある美容師がいるようだが、ローカルの美容院よりやや価格が高いのではないだろうか。

私などはもうどうでもいいので、「いつも通り」と言って切ってもらっていつもどうりでなくても「OK」と言って帰ってくる。男子高校留学生などは、お互いに切りあっている人もいるし、自分で切るという人もいる。女性の場合は、雑誌の写真を持っていったりして説明することもあるようだが、それでも思っていたのと違う髪形になるという。

そうこうしているうちに、女性でも日本にいた時よりも髪型に気を使わなくなったりするし、いろいろな方法でうまくまとめるようになったりもする。それが「なじむ」ということなのかもしれない。でも、日本人の美容師さんがロトルアに来れば、私も頼んで切ってもらうかもしれない。その時は「いつも通り」と言うわけにはいかないけれど。

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