プライズ・ギビング

月曜日と火曜日の夜、ロトルアの高校のプライズギビングを見に行ってきた。プライズ・ギビングは、その年に学業やスポーツなどで優秀な成績を修めた学生に贈られる賞の受賞式で、例年、高校のシニアの学生のその年の授業が終わるこの時期に、各高校で行われている。月曜日は公立の共学高校、火曜日は公立の女子高校に行ってきた。

どちらの高校のプライズギビングも壇上に校長先生を初め教職員が正装で着席し、ロトルアの市長や国会議員なども列席していた。まずは国家斉唱が行われ、その後日本の高校1年生の年齢にあたるYear 11 の学生の、アカデミック・アワードから表彰が始まる。

日本からの留学生達も、共学高校では3名、女子高校では1名がそれぞれ賞をもらっていた。中には留学してまだ4ヶ月ほどの学生もいるのだが、英語の勉強をすごくよくがんばって、その結果今回の表彰となった。またその高校では、昨年もプライズをもらった日本からの留学生が今年もまた受賞していた。留学生で2年連続受賞はすごいことだ。留学してからずっと勉強をよくがんばっている証拠だ。

女子高校では、3年間の留学を終えて今年で日本に帰国する学生が、留学生として日本の文化とニュージーランドの文化の架け橋として活躍したという、Global Harmony Trophy 賞を受賞した。彼女の名前が呼ばれると、学生達の中から大きな歓声と拍手が起こった。

プライズギビングは、本当は日本にいる高校留学生達の親御さんやご家族が出席したい式だと思う。私は代わりに出席させていただくのだが、留学生達が壇上で賞状やトロフィーをもらっているのを見ていると、すごく誇らしく思う。今年も彼等、彼女等はよくがんばったのだなぁ、とつくづく感じて、涙が出そうになる。

今年プライズギビングを受賞した学生の皆さん、おめでとうございます。今年の留学生活もあと少し。11月末からの一時帰国を楽しみに、今年の残りの留学生活も楽しんでください。

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