庭に雑草が生える。冬はあまり気にならないが、夏には１週間ほどでたくさんの雑草がどんどん生えて成長する。
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うちの庭のような小さな庭だと、しばらくそのままにしていると、雑草の中に庭が生えているような状態になることもある。そこで、雑草を何とかするのだが、手で一つ一つ取るというのもいい方法だが、薬をまいて一気に枯らしてしまうというのが簡単だ。

雑草を枯らす薬はいろいろと売っているが、Roundup Renew という液体がニュージーランドではよく使われている。買ってきた原液を１％に薄めて使う。雑草を枯らす薬というと、撒いたらすぐに葉っぱからどんどん枯れていくイメージがあるが、この薬はそうではない。

雑草の葉っぱの部分にかけてやると、まず葉っぱから薬を吸収する。そしてその吸収された薬が根っこにたどり着いて根っこを枯らす。そして、根が枯れた雑草は次第に全体が枯れてくる、という順番だ。確実に根元から枯らすことができるのがいいのだが、完全に枯れるまで１０日間から２週間かかる。薬を撒いた私のほうが先に枯れてしまうかと思うくらい時間がかかる。薬を撒いても１週間ほどはなかなか効果が出てこないので、いっそうのこと手で引っこ抜いてしまおうかとも思うが、そんなことをすれば薬を撒いただけ手間がかかることになるので、思いとどまる。

こういうのんびりとした雑草駆除も、ニュージーランドらしくてなかなかいいと思う。