ニュージーランド現地無料留学エージェント

昔日本で駅前留学というキャッチコピーの英語学校があったけれど、今でもあるのだろうか。

駅前留学というのはとてもいいコピーで、その効果もあってか多くの人が利用していたようだ。

ただ、駅前留学とはいうけれど、この英語学校で勉強することは「留学」とは違う。

駅前留学と本当の留学とは何が違うのか。

駅前留学の英語学校は、駅前に教室を構えて、通勤や通学の帰りや、ショッピングの時や空き時間などに気軽に受講してもらうことを目的としている。だから、多くの人は、職場や学校、自宅の最寄り駅にある教室に通う。

英語学校に行くためにわざわざ遠回りをしたり、いつもと違う場所に出かけたりはしない。いつも通る道で英語を学ぶのだ。駅前留学は、普段の生活圏の中にある。だから駅前留学なのだ。

でも本当の留学は、必ず場所を移動する。しかも、日本を出て海外にいく。

そしてそこで、日本ではできない人出会い、日本では感じないことを感じ、日本では考えないことを考え、日本ではできない経験をする。そんな経験を通して、日本とは違う成長をする。

それが「留学」だ。

駅前留学でも、いつもと違う人と出会うこともできるだろうし、いつもと違うことを感じ、考え、いつもと違う経験をするのかもしれない。でも、教室を出ればそこはいつも通る道でいつもの生活だ。

逆に、一旦海外に場所を移動したら、24時間留学期間中ずっとそこは日本ではない。それまでの生活に戻りたいと思っても、次の日にすぐに日本に戻ることもできない。

その窮屈さ、寂しさ、孤独、覚悟、そして絶望感。そんなことを経験するのが留学だ。

駅前留学というのは、留学ではないものにあえて留学と名前をつけるからインパクトがあるのだ。つまりそれは留学ではないし、最寄駅には留学はない。

駅前留学もいいけれど、今いる場所を出て、日本とは違う経験をして、そして成長する。そんな留学を経験することで、人生が大きく変わるかもしれない。