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ニュージーランドは、新型コロナウイルスの国内の制限もほとんど緩和されて、ほぼコロナ前の日常生活を送っている。

先週末までロトルアでは、Crankworx Rotorua 2022が開催され、国内はもちろん海外からもたくさんの観光客がロトルアに滞在していた。

また、昨年開催予定だったSix60のコンサートもロトルアインターナショナルスタジアムで開催され、雨にもかかわらずたくさんの人が会場を訪れていた。

そしてオークランドのイーデンパークでは、女子のラグビーワールドカップの決勝戦が行われ、ニュージーランド代表のブラックファーンズがイングランド代表を破って世界一となった。

CrankworxもSix60のコンサートも、そしてワールドカップの決勝戦も、訪れた人はもちろんマスクも着用せず、ソーシャルディスタンスも取らず、盛り上がり、ハグをして、大声で声援を送り、それぞれのイベントを楽しんでいた。

ニュージーランドはもうすっかり、コロナ後の世界だ。

ただウイルスが全てなくなったわけではなく、感染者数もじわじわと増えてきている。もしかすると今後また何らかの制限が行われる可能性もゼロではないかもしれない。

ただ、国内制限がほぼ撤廃されてから、経済活動も活発になり、イベントは予定通り行われ、たくさんの人々が国内を移動し、宿泊し、飲食し、集まって、お金を落としている。

明日何が起こるのかはもう誰もわからないけれど、今ニュージーランドは、この2年半の落ち込みを取り戻すかのように、たくさんのイベントが行われ、多くの人々がそれを楽しんでいる。