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ニュージーランドの最低賃金は、4月から1時間あたりNZ$21.20、日本円で約1,680円になる。

東京の最低賃金が1,041円だそうだから、NZはかなり高い。

ニュージーランドの最低賃金はこの15年くらいどんどん上がっている。

私がニュージーランドに移住した1997年はNZ$7.00だったのが、2000年にはNZ$7.55になり、2005年にはNZ$9.50、2010年にはNZ$12.75、2015年にはNZ$14.75に上がって、2020年にNZ$18.90になって、今年2022年はNZ$21.20になる。

1997年から2022年の25年間で3倍以上になった。

東京を見てみると、1997年が679円、2000年は703円、2005年が714円、2010年には821円、2015年に907円になって、2021年が1041円だ。

今年も昨年とほぼ同じだと仮定すると、東京はこの25年で1.5倍から1.6倍の伸びだ。

為替レートが現在と同じと考えると、1997年時点では東京のほうがかなり高かったけれど、2005年あたりでニュージーランドのほうが高くなり、今年は1時間あたり640円ほどニュージーランドが高い。

ただ、最低賃金が上がると、当然物価も上がるので、生活が楽になるかというとそんなことはない。スーパーマーケットで買い物をしてもレジで支払う金額はどんどん高くなってきているし、ガソリンも高騰し、不動産価格もうなぎ上りだ。

最低賃金が上がるからといって全ての人の給料が上がるわけではないので、生活は厳しくなるという人も増えるだろう。

同じところでずっと働いている人の昇給率よりも、最低賃金の上がる率が高い場合、新しく入ってきたスタッフと長年勤めている人の時給がほとんど変わらない、ということもあるだろう。

だからニュージーランドの人たちは、転職をして、より良い待遇のところに移るし、いくつになっても大学やポリテクニックで勉強して資格を取って、収入を上げる努力をする。

また自分でビジネスをしたり、投資をしたりして、給与以外の収入を積極的に得る人も多い。

さて、これからどこで働いて収入を得るのか。どこで生活をしていくのか。そのためには、今、どこでどんな資格を取り、どんな知識を得て、どんな経験をして、何を準備するべきなのか。

日本からふと世界に目を向けると、そんなことを考える時代になっているように思う。

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ニュージーランドでは、7月以降短期留学生が入国でき、10月以降長期留学生が日本からビザを申請できることが発表されています。

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