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昨日9月28日の NZ 首相の会見で、 10月30日から12月8日までの期間、 Self Isolation Pilot が実施されることがアナウンスされた。

この Self Isolation Pilot は、 8月12日に発表された入国制限緩和プランに沿ったものだ。

現在ニュージーランドに海外から入国する人は、原則として14日間の「政府管理下での隔離」が求められているけれど、 それを14日間の「自主隔離」にするというものだ。

昨日発表された内容はおおよそ以下の通り。

対象になる人は、ニュージーランド国籍か永住権を持ち、 ニュージーランド国内で2回のワクチン接種を完了し、ニュージーランドから短期のビジネストリップをして帰国する、Very High Riskの国には滞在していない 人で、Self Isolation Piotを実施する期間を通して、最大150人を対象とする。

Self Isolation Piotへの参加を希望する人は、所属する企業を通して、9月30日から10月9日の間に募集が行われる抽選に応募する。抽選の結果は10月15日に通知される。

自主隔離をする場所は、 換気設備が独立していて、携帯電話の電波が受信できる、 事前に許可を得た、個人住宅であることが求められる。

一度隔離場所に入った人は、隔離期間中は、その場所から出ることはできない。

隔離場所では、原則として一人で滞在することが求められる。ただし 同じ旅行に帯同していた人同士は、同じ場所で自主隔離をすることができる。家族や旅行前に同居していた人でも、一緒に隔離場所に滞在することはできない。

自主隔離場所には、 医療関係者などの例外を除き、訪問者を招き入れることはできない。

食料など生活に必要なものは各自で確保する。コンタクトレスの配を、ルールに従って利用することができる。

NZ保健省が求める検査や、モニタリングのルールに従う必要がある。

現在発表されている内容は以上だけれど、また今後詳細が発表される予定だ。

この Self Isolation Pilotの結果は、来年以降の入国制限緩和プランの大きな柱の一つである、 Travel Pathways の 運用開始時期や、運用内容に影響を与えることが予想される。

これがうまくいけば、ニュージーランド国内のワクチン接種率が目標の90%前後に到達していることを前提に、 来年2022年以降、ニュージーランドへの入国制限が大きく緩和されることも期待できる。

ただ、参加者が希望者の中から年齢や健康状態にかかわらず抽選で選ばれること、その人たちがどの国でどんな活動をしてニュージーランドに帰国するかわからないこと、自主隔離をする場所の許可の基準がまだ明らかになっていないこと、自主隔離中のモニタリングの詳細も現時点では分からないこと、などを考えると、参加した150人全てが問題なく自主隔離を終えることができるかどうか、万一何か問題があった時に、それがニュージーランド社会全体にどれくらいのインパクトを与えるのか、現時点ではまだ何とも言えないと思う。

しかし、ニュージーランドもいつまでもずっと入国制限を続けているわけにはいかないだろう。

8月12日に発表された入国制限緩和プランに沿った、この Self Isolation Pilot の実施のアナウンスは、 入国制限の緩和が、プランだけではなく、それを実行に移しつつあることを意味している。

これがうまくいって、来年から入国制限が大きく緩和されることを心から願っている。

NZの入国制限緩和プラン発表

Self-isolation pilot to start with 150 people
27 Sep 2021

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