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留学でも、日本やニュージーランドでの生活でも、うまくいかないことがあったり、いろんな嫌なことが続いたりしたとき、目の前が真っ暗になって、未来がすべて閉ざされたように感じることがある。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、仕事や将来の計画が保留になったり、期待していたことがほとんどできなくなったりして、そのように感じている人は世界中にたくさんいるかもしれない。

以前にも何度か書いたけれど、そんなとき、ニュージーランドの人は、It’s not the end of the world (これで世界の終わりではない)などと言う。

うまくいかないかもしれないけれど、期待通りに進まないかもしれないけれど、悩んでいるかもしれないけれど、結果が出ないかもしれないけれど、落ち込んでいるかもしれないけれど、それで世界が終わってしまうわけではないのだから、元気をだしてください、ということだ。

大人なら、そういわれると、「たしかにそうだ」と少し心が楽になって、「まあこれで世界の終わりというわけではないよね。」と前を向くこともできる。

でも、中学高校留学生の年齢では、なかなか素直にその言葉を受け入れることができない人も多い。

そんな彼ら彼女らを見ていると、やはり、目の前のできごとのコンテンツしか見ていないように思う。

目の前にあることが、それしか目に入らない。大きな問題ならなおさらだ。

言い換えると、時間的にも、空間的にも、もう少し上の視点から見ることができていない。

だから、世界の終わりではないと言われても、「そういわれても、自分の目の前にはこんなに大きな解決できない問題があるのだ!」と考えてしまう。

そう考えてしまうことは仕方がないと思うし、それはそれで一旦受け入れるのがいいと思う。

でも、ただ目の前の大きな問題だけをみて頭を抱えているのではなくて、やはりその次のステップに進む必要があるだろう。

そのときに我々が彼ら彼女らに与えるべきヒントは、もう少し先の時間から物事を見てみることや、もう少し別の場所から今の問題を考えてみる、そんな少し別の視点だと思う。

その視点、彼ら彼女らが持っていない視点を、具体的に、示す。そして、一緒に今の問題をその視点から眺めてみる。

そうすることで、それまで彼ら彼女らが見えていなかったものが見えてくるかもしれないし、心にも少し余裕が生まれるかもしれない。

簡単に言えば、目の前の大きな問題というコンテンツだけを見るのではなく、時間や空間を含めたコンテキストで見る手助けをする。

中学高校留学生がコンテキストで問題を見ることが難しいのは、やはり、今までにいろんな経験が足りないからだろう。

コンテンツで視野がいっぱいになっているとき、実は別の視点に立てば、もっといろんなことが見えるのだ、という経験。

そんな経験を何度もしていると、目の前が真っ暗になって、未来がすべて閉ざされたように感じて、頭を抱えていても、It’s not the end of the world (これで世界の終わりではない)という言葉をきっかけに、「そうだ、もっと別の視点で、コンテキストから問題を見てみればいいのかもしれない」と思えるようになるのだ。

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