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15年以上いろんな若い留学生達をみてきて、また、高校生の子どもを持つ親として思うのは、親を含めて周囲の大人達は、子どもに対してあまりいろいろといわない方がいいのではないか、ということだ。

ついつい、「これをしなさい」とか「こんなことをしたらだめですよ」とか、何も考えずに子どもに言ってしまう。何かをした後ならまだしも、今から何かをしようとしている時に、もっと違うことをしなさいとか、それはしてはいけません、などと言う。

もちろん、子どもはまだまだ未熟だし、見ていてはらはらすることもあるし、事前にいい方向を示してやるのも大人の務めかもしれない。

でも、子どもが自分で考えて何かをしようとしている時に、大人がそれを否定して違う方向に進みなさいと何度も言うと、子どもは自分で考えること、自分で判断すること、自分で選ぶことをやめてしまう。

「どうせ親や周囲の大人が違う方向に進めと言うのだから、自分で考えて、判断して、選んでも、徒労に終わる」と感じてしまう。

そんな子どもは周囲の大人達のいうことをよく聞くので、「この子はいうことをよく聞くいい子だ」と大人達は勘違いする。そしてさらに、いろいろと言うのだ。ほんとうはそんな子どもは、自分で考えることをあきらめているだけなのに。

だったら、大人がはらはらしても、もっといい方向があると思っても、まずは黙って見守るのがいいのではないか。どうしても何かを言いたい時は、一つの考えとして伝えて、最後は子どもの判断に任せる、でいいのではないか。

もちろん子どもはまちがえる。うまくいかないこともある。しかも何度も同じことをする。

そんな時は、次は間違えないように、うまくいくように、大人は一緒に考えてやればいい。

そうやって、ある程度子どもに任せていくほうが、どんどん子どもは成長するし、早く大人になるし、自分で考えて、判断して、行動するようになると思う。

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2020年  8月29日 (土)

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