ニュージーランド現地無料留学エージェント

スマホは悪ではない

スマホは悪ではない

子どもがスマホをさわっていると、「スマホばっかりさわってないで、他のことしなさい!」と親は怒る。 でも、もうこの時代、スマホを触っていること自体は悪いことではないだろう。スマホで勉強もできるし、友達と交流もできるし、いろんなことを調べたり、先生やコーチと連絡を取ったりできる。ニュージーランドの高校生 …

正しいと思っていることは実は正しくないかもしれない

正しいと思っていることは実は正しくないかもしれない

長い間生きていると、「今まで自分が正しいと思って疑わなかったことが、実は正しいとは限らなかった」という経験をする。 そんな時、歳をとればとるほど、自分の正しさを否定するような出来事を素直に受け入れるのに抵抗がある。「えっ!そうだったのか。」と頭では思っていても、「いやいやでも、やっぱり私が正しいので …

夜型を朝型に

夜型を朝型に

朝型の人と夜型の人がいる。 どちらにしても1日は24時間なのは、かわらない。でも人によって、朝早く起きたほうが一日を有効に使えるという人もいるし、夜のほうがいろんなことがはかどるという人もいる。 私は昔は夜型で、深夜のほうが集中できると感じていた。でも最近、朝5時頃から起きて仕事をしていると、集中力 …

言い方で事実も変わる?

言い方で事実も変わる?

ある事実を誰かが伝える時、その言い方によって印象がずいぶん違う。 Aさんがニュージーランドに留学するということを、友達のBさんがCさんに伝える時、 「Aさん、ずっと前から準備してこつこつお金を貯めていたけれど、とうとうニュージーランド留学に来月から行くんだって!」 と言うのと、 「Aさんったら、長い …

家事ができる人は頭がいい

家事ができる人は頭がいい

先日のこのブログ「家事はアートだ」で、料理や掃除、洗濯はアートだから、留学生もやってみるといいと思う、と書いた。 家事はアートだ。だからこそ、家事をやるときにはものすごく頭を使う。 例えば料理では、まず冷蔵庫に入っている食材の中から必要なものを選んで準備して、フライパンや鍋を火にかけ、順番を考えて火 …

で、他の子はどうだったの?

で、他の子はどうだったの?

子どもがいい成績を取ったとき、親はとてもうれしい。 勉強でもそうだし、スポーツでも、他の活動でも同じだ。 例えば、英語の試験で「90点だった!」と子どもがうれしそうに報告してくれたらとてもうれしいし、「ラグビーで特別な選抜チームに選ばれた!」と聞くと誇らしいし、「音楽の時間に先生に褒められた!」と子 …

子どもは子どもの人生を生きている

子どもは子どもの人生を生きている

親としては、子どもの成長はとても楽しみだ。 親はいつも、「こんな子どもに育ってほしい」と自分の希望を持っている。 勉強ができる子になってほしい。スポーツができる子になってほしい。何か一つ人よりも秀でたものを持つ子になってほしい。人に対して優しい子になってほしい。友達がたくさんいる子になってほしい。な …

誰かのせいにしているだけでは成長しない

誰かのせいにしているだけでは成長しない

ネットでもリアルでも同じだけれど、いつも誰かの批判をする人がいる。 批判の対象は、個人であったり、グループであったり、団体や組織であったりする。何かあれば、すぐにそんな対象に向かって、批判的な言葉を投げかける。 特に自分が悪い状況になっている時、○○さんがこんなことをしたから、学校が、会社が、家族が …

今日は予定なし

今日は予定なし

どんなに忙しい人でも、今日はなんの予定もない、という日が、一年に一度くらいはあるだろう。 そんな予定がない日は、とてもうれしい。何もせずにのんびり過ごそうとか、やりたくてできなかったことをしようとか、行きたかったところに行こうとか、会いたかった人に会おうとか、積んであった本を読もうとか、映画を見に行 …

しんどい時こそ歌う

しんどい時こそ歌う

私のニュージーランド人の友達に、歌を口ずさみながら家で料理をする人がいる。 その人が作った料理はどれも美味しい。そして料理をしている時だけではなく、掃除や洗濯をしている時も、楽しそうに歌を歌っている。 「この人は、いつも歌を歌いながら楽しそうに家事をしている。きっと家事が好きなんだろう」と思っていた …

ときめきで決める?

ときめきで決める?

米国のNetflix で「KONMARI~人生がときめく片づけの魔法~」が人気だったそうだ。 ウィキペディアによると、こんまりこと近藤 麻理恵(こんどう まりえ)さんは、「日本出身の片づけコンサルタントである。2010年末に出版した著書はミリオンセラーとなった。2019年現在、アメリカ合衆国カリフォ …

選ぶ時は同時に選ばない

選ぶ時は同時に選ばない

このブログでも何度か書いたけれど、なにかを選ぶときに、それ以外のものを選ばないということがよくある。 留学もそうだ。留学に行くことを選ぶのなら、日本にいる選択肢を選ぶことができない。ニュージーランドの高校で長期留学するのなら、日本の高校で毎日授業を受けることはできない。 人生の大きな決断だ。 例えば …

終身雇用がなくなると

終身雇用がなくなると

先月、日本の経団連の会長やトヨタ自動車の社長が、「終身雇用の見直し」について発言したことが話題になっていた。 いろいろとネットの情報を見ていると、一概に終身雇用制度が急速になくなっていく、ということはないという意見もあるけれど、おおよその流れとしては、これから日本では終身雇用制度はだんだんなくなって …

What do you want?と聞いたからには

What do you want?と聞いたからには

ニュージーランドでは、子どもでも、What do you want?とかWhat do you think?と聞かれる。 話はそこから始まる。 そして、What do you want?やWhat do you think?に対してなにか答えが返ってきたなら、質問した人はまずはそれを受け入れようとす …

ワークライフバランスはレイヤーを使って

ワークライフバランスはレイヤーを使って

一時期、ワークライフバランスが話題になっていた。 仕事と仕事以外の生活のバランスをうまく取りましょう、ということだ。 ニュージーランドでは、就業時間が5時までなら5時には仕事を終える。だから、5時に閉まる店では、4時45分くらいから片付けを始めて、4時55分にはもうお客さんを入れない。営業時間は「5 …

アリ退治から考える

アリ退治から考える

たまに家の中にアリが入ってくる。 ペストコントロール(害虫駆除)の専門家に聞くと、アリは外から入ってくるので外にいるアリを退治するのがいいと言う。 お勧めの薬も教えてもらった。 その甘いにおいがする薬をアリの通り道においておくと、アリは喜んで寄ってきて、巣に持ち帰る。巣の中でアリがそれを食べると、巣 …

根拠のない自信はもはや自信でさえない

根拠のない自信はもはや自信でさえない

「自信」については、このブログでも何度か書いた。 留学生の中には、「自信がないんです」という人もいるし、「自信はあります」という人もいる。 そして中には、「根拠のない自信」を持っている人もいる。 でも考えてみると、「自信」を持つことにそもそも根拠などないのだと思う。 自信を持っている人に「なぜそんな …

空気よりもまず見つめるのは自分自身

空気よりもまず見つめるのは自分自身

ニュージーランドと日本を往復していて感じるのは、やはり日本では「空気を読む」ことが求められることだ。 私は日本で何年か働いた後、ニュージーランドで22年ほど暮しているので、「空気を読む」とはどういうことかはわかっているけれど、その場の空気をだんだん読めなくなってきている。だから、空気を読まない言動や …

アナログとデジタルの違い

アナログとデジタルの違い

ほとんど全ての人が携帯電話を持っている。 いつでもネットに接続して、スマホやタブレットやPCで情報を見ることができる。音楽も、動画も、文字情報も、見るだけでなく発信することもできるし、クラウドで共有することもできる。 スマホやタブレットやPCは全てデジタルなディバイスだからそんなことができる。今まで …

「勝ち組」を目指しても絶対に勝てない

「勝ち組」を目指しても絶対に勝てない

少し前まで日本では、「勝ち組」とか「負け組」などという言葉が流行っていたけれど、いまでもそうなのだろうか。 「勝ち組」になりたいと多くの人は考える。それはそうだろう。人生、負けるよりも勝つほうがいいに決まっている。 でも、「勝ち組」になるためには「普通」ではだめだ。だって、他の人よりも何かが優れてい …