ニュージーランド現地無料留学エージェント

移住するということ

移住するということ

今日のニュージーランドヘラルド紙のオンライン版に、「ニュージーランドからオーストラリアへの移民が過去最大となった」という見出しの記事があった。この記事によると、今年の8月までの1年間で、約53,900人のニュージーランド人がオーストラリアに移住したのに対し、約13,900人がオーストラリアからニュー …

以心伝心、空気を読む、あうんの呼吸

以心伝心、空気を読む、あうんの呼吸

ニュージーランドで、いろんな国からの移民やニュージーランド人たちと一緒に仕事をするときには、日本流の、以心伝心や、空気を読む、あるいはあうんの呼吸などというものは、全く通用しない。 話さなくてもこの状況なら自分の考えていることは理解してもらえるだろうとか、空気を読んでその空気を乱さないようにきっとみ …

将来の携帯電話

将来の携帯電話

2004年頃に久しぶりに日本に一時帰国したときに、インターネットに接続できるパソコンにテレビチューナーがついている商品が、新しく電器店の店頭に並んでいた。それを見て、インターネットにテレビがついているのか、テレビにインターネットがついているのかわからなかったが、当時はパソコン売り場で売られていたので …

自分の好きなことを勉強すればいい

自分の好きなことを勉強すればいい

私が高校生の頃は、大学の偏差値ランキングでは、経済学部や商学部、そして工学部が高い数字をつけていた。 そのとき日本はバブル経済真っ盛り。経済や商学を勉強して証券会社や大企業に就職する、あるいは、コンピュータを学んでその知識を生かせる大きな会社に就職すれば、60歳の定年まで安定した収入が得られる、と考 …

本を読むということ

本を読むということ

寝る前には少しだけ本を読む。 本にもいろいろとあるけれど、中には読んでいて、目からうろこが落ちる経験をしたり、感動して涙が出そうになったり、嫌な気分になったり、頭が混乱したり、胸につかえていたものがすっと取れたような気分になったり、わくわくしたり、何かをひらめいたり、いろいろする。 でも、よく考えて …

表情と雰囲気が変わる

表情と雰囲気が変わる

留学生達をずっと見ていると、「この学生はすごく変わった」と感じる瞬間がある。 先日、女子ラグビー高校留学生と一緒に、高校男子の1軍のラグビーの試合を観に行った。彼女は留学して約半年。試合を観ながらふと横にいる彼女を見ると、その目がとても力強くて、私は何か話しかけようとしていたのだが、それを思いとどま …

ここが踏ん張りどころです

ここが踏ん張りどころです

わりと長く人生を生きていると、ふと自分の過去を振り返ったとき、「あそこは踏ん張りどころだったなぁ」と思う時期が必ずいくつかある。 それは、人によっても違うだろうが、受験の前の半年間だったり、就職活動の間の数ヶ月間だったり、ある日の面接や試験だったり、新入社員1年目だったり、移住する前後の3ヶ月間だっ …

オリンピック

オリンピック

オリンピックをテレビで観て、寝不足だとおっしゃる方も多いだろう。私も、夜少しだけだがテレビで観ている。 メダル獲得競争も一つの楽しみだが、一つ一つの競技を見ているだけで興奮したり、感動したりする。何故スポーツを見ていると、こんなにも心が動かされるのだろう。特に、オリンピックなど世界の頂点に立つ人たち …

SNS

SNS

フェイスブックを見ていると、たまに「○○さんは、友達が20人しかいません。友達作りを手伝ってあげましょう。」などという表示が出ることがある。はっきり言って大きなお世話だと思うのだが、これを読んで友達に友達を紹介したりする人もいるのだと思う。 フェイスブックは留学生達には人気だ。海外の友達と日本の友達 …

私は子どもが嫌いです

私は子どもが嫌いです

子どもは、自分勝手でわがままだ。 昔、30年ほど前に、伊武雅刀さんという方が、「子供たちを責めないで」という歌を歌っていた。歌というよりも語りに近いものだったが、私と同年代か少し上の方なら覚えている方もいらっしゃるだろう。 その歌は、「私は子どもが嫌いです」で始まり、子どもがいかに自分勝手でわがまま …

想像力 – 続き

想像力 – 続き

日本の混んでいる電車の中で、若い男性が足を広げて座っていたり、優先座席に若い女性が座っていたり、小学生が漫画を読みながら座っていたりすると、「座っていないでお年寄りなどに席を譲れ!」と多くの人が思うだろう。私もそう思う。 でも私は同時に「ひょっとしたら。。。」とも考えるようにしている。「ひょっとした …

想像力が大切

想像力が大切

ニュージーランドで暮らして約15年。私が身をもって感じたことの一つは、「今目の前で私と話をしている人は、私とは考え方も、感じ方も、文化も、受けてきた教育も、言葉も、いわば何もかもが私と異なる人だ、ということを常に考えながら対するべきだ」ということだ。 ニュージーランドに移住してきた当時は、ニュージー …

文句を言うなと言わないで

文句を言うなと言わないで

文句を言うな!という人がいる。まさに、おっしゃるとおりだ。 私も子どもの頃はよく、親や先生にしかられた。 「えーっ、昨日も今日も晩ご飯カレー?」 「文句を言うな!食べられるだけましだと思え!」 とか 「先生、教室から音楽室まで歩いてくるの、遠ーい。」 「文句を言うな!何が遠いだ!」 などという会話が …

ボケと突っ込み

ボケと突っ込み

大阪の人が、「大阪では、勉強ができるよりも、スポーツができるよりも、面白い男の子が女子に人気がある。」というと、他の地方出身の方は驚く。大阪出身の私としては、この事実に驚かれることに驚くのだが、「面白い男子が一番もてる」という現象は、大阪独特のものなのかもしれない。 ニュージーランドでも、一般的に大 …

うまく行かない

うまく行かない

うまく行かないこともある。一生懸命がんばったのに結果がついてこないこともある。 でも、それで当たり前なのだと思う。それで当たり前というのは、うまく行かないこともあるので適当に手を抜きなさいという意味ではなく、結果が出ないことをあらかじめ考えて努力しなさいという意味でもない。うまく行かなかったり、結果 …

データで保存するということ

データで保存するということ

先日、日本のレンタルサーバー会社で大規模な障害が発生して、顧客のデーターが消失してしまった、というニュースが報じられていた。 何年か前からクラウドコンピューティングが流行りだして、そして今ではかなり普及していて、写真や動画、そして仕事やプライベートのデータなどを、どこかのサーバーに保存して使う、とい …

手紙やはがきとEmail

手紙やはがきをもらうことがめっきりと減った。 数年前までは、日本からも手紙を頂いたり、旅行先から書いた絵葉書が届くこともあったが、今ではほとんどない。でも、そんな時代でも先日友達から手紙が届いた。手紙はEmail と違い、ポストにとりに行ったときに「あっ、手紙だ」という感動があり、裏をめくって差出人 …

理屈とセンス

私に料理を教えてくれた人は、「料理は科学だ」と言っていた。その教え方が私にはとてもわかりやすかったし、料理は科学だ、と思って取り組むと上達も早いのではないか、と思う。 料理は科学だ。なぜなら料理とは、食材に力や熱や他の成分を加えて変化させることだからだ。 例えば、芋を煮るときに、切ったどの芋にも同じ …

受け入れるということ

ニュージーランドで暮らして15年。ニュージーランドで学んだこと、というより、ニュージーランドから教えてもらったことがたくさんある。 その中の一つはやはり、「受け入れる」ということだ。これは、私がもしずっと日本で暮らしていたら今のようには学べなかったであろうし、私がニュージーランドに来てから学んだこと …

洗濯物ってなんだろう

昨日このブログで洗濯物のことを書いた。後で読み返してふと、「洗濯物ってなんだろう」と思った。 例えば、スーパーマーケットに行っても「洗濯物」売り場はないし、アマゾンで検索しても「洗濯物干し」は出てくるけれど、「洗濯物」は出てこない。だから、「洗濯物」は家の外で買うことはできないものだ。だったら何故家 …