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十代で初めてコンタクトレンズをして学校に行ったとき、教室の風景がそれまで見ていたものとかなり違って驚いた。クラスメイトはいつもこんなふうに教室や友人を見ていたのかとショックを受けた。

昨日まで自分が見ていた教室の風景と、今日の風景が全く違う。自分が見ていた風景と、クラスメイトが見ていた風景が全く違う。

そう考えると、実はひとり一人が見ている風景は少しずつ異なるのではないか、とそのとき考えた。

例えば、視力2.0と0.8の人は見ている風景は違うし、細かいことを言えば座っている席によっても違う。

もう少し進めて考えると、自分が裸眼で見ている風景と、コンタクトレンズをして見ている風景は、どちらが本当の世界なのだろうか、という疑問がわく。視力2.0の人の世界と0.8の人の世界は、どちらが本当の世界なのだろうかとも思う。

実は、「全ての人々に共通の本当の世界」が一つ存在するのではなくて、それぞれの人が見ている世界がそれぞれの数だけあるのではないか。みんながなんとなく存在していると思っている一つの共通の本当の世界は、どこにもないのかもしれない。

もしそうであるならば、ありもしない「全ての人々に共通の本当の世界」にとらわれたり、その世界に自分をとにかく合わそうとしたり、その世界からくる圧力に押しつぶされそうになったりするのは、存在しないものに必死に立ち向かっているようなもので、想像の世界でもがき苦しんでいるようなものでもある。

見るべきものは、自分が見ている自分の世界。それでもいいのではないだろうか。

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