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先日、長期の高校留学生とコミュニケーションについて話をしていた。

彼はニュージーランドの高校でラグビーをやっているのだけれど、チームスポーツにはコミュニケーション力は絶対に欠かせないという。

英語力が必要なのは当たり前で、たとえ英語力がネイティブ並になっても、ほんとうの意味でのコミュニケーション力がないとチームプレーは難しい、と言っていた。

英語がほとんど話せない状態からラグビー留学をスタートさせると、コミュニケーション力の壁は高い。だから、長期のラグビー中学高校留学生達はみんな、いろんなしんどい経験をしながら、コミュニケーション力を上げていく。

コミュニケーションに誤解(misunderstanding)はつきものだ。日本語でさえコミュニケーションは難しい。こちらが意図しないような伝わり方をすることもあるし、相手が伝えたいことが理解できないこともある。

英語がネイティブ並になってもmisunderstanding が起きるのは、コミュニケーションは、言葉だけではなく、文脈や立場、環境、その他のコミュニケーションスキルなど全てによって成り立っているからだろう。

長期留学で、英語力を伸ばすことは必須だ。でも英語力が伸びたからと言って、それがコミュニケーション力の向上に結びつくわけではない。

とても厳しい現実がある。

特にチームスポーツをやっている人や、チームで何かの活動をしている留学生達は、留学生活の中でそのことを痛いほどわかっている。

そして、留学生活を通して、英語や日本語など言語にかかわらず、誰とでもスムーズにコミュニケーションを取るスキルを身に付けていくのだ。