先日、あるロトルアの高校の留学生担当のスタッフと話をしていると、そのスタッフがこう言った。「留学生は夢を持たないとだめですよ。」
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「ニュージーランドに留学に来て、自分の夢をしっかりと持たないとだめです。夢があるとがんばれるんです。」

私も同感だ。今、日本で「夢を持とう」と言っても、「かっこ悪い」とか「夢などもてない世の中だ」とか言われて、夢を持とうという人のほうが少数派で、居場所がないように思う。そんな環境で一人だけ「私の夢は、、、」と言うのはエネルギーと勇気がいる。でも、実は夢を持ってそれに向かって進んでいこうとしている人や、夢をたくさん語っている人、夢を探している人は、日本にもたくさんいると思う。そして、ニュージーランドに留学してくる人の中にも、自分の夢を持ってくる人がたくさんいる。今、ニュージーランドで留学生活を送っている人の中にも、夢を持ってそれに向かって努力している人もたくさんいることも、知っている。

夢を持っている人、それを他人に素直に語れる人は、すごく強い人だ。他の人が自分の夢に対してどんなネガティブなことを言おうが、どんな批判をしようが、そんなことはお構いなしに、夢を語って夢に向かっていけるだけの、強さを持っている。実際に、大きな夢に向かって毎日進んでいこうとしている人を見ていると、他の人にない魅力を感じる。恥ずかしいとか、かっこ悪いとか、そんなことは微塵も感じさせない。素直に、すごい人だ、と思う。そんな留学生を見ていると、こちらも本気で応援したくなる。

自分の夢を見つけるためにだけでも、留学に来る価値はあると思う。