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1日に6時間寝る人は、人生80年として20年間は寝ている、という。それを聞いて、そうか人生のうち20年間は寝ているのか、とつい思ってしまう。
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確かにそうだ。計算では確かにそうなのだけれど、人生で20年間寝ているというのは何か違うぞ、とも思う。1日に6時間寝るというのは、1日のうち6時間だけ寝ることに意味があるのであって、それ以外の18時間は起きていることにもっと意味があるのであって、それを全て足して20年というのは、インパクトはあるけれど、インパクトしかないように思う。80年の人生のうち、実際に20年間寝続けて60年間起き続けた人などいない。毎日毎日寝たり起きたりを繰り返す。この繰り返しこそが人生だ。

ざっくりと計算してインパクトのある答えを引き出して提示する。20年間寝ているという以外に、同じようなことがたくさん提示されているように思う。気をつけなければならない。