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ろそろ、冬支度をしなければならない。薪を買ってきて小屋にきちんと並べていれる。

といっても、まだまだ暑い。感覚としては真夏だ。その真夏の炎天下で、冬のための薪を買ってきて、運んで、小屋に入れる、というのは、とてもしんどい作業だ。薪を運びながら、こんなものを燃やして部屋を暖かくする日が来るのだろうか、と思う。でも、寒くなってから薪を買っても遅い。薪はある程度夏の間に乾燥させなければならないからだ。

ガスや電器のヒータがあれば、何も準備しなくても、寒くなったらスイッチ一つで暖かくなる。それもとても魅力的だ。でも、夏の炎天下で薪を運んで、寒くなったら暖炉に木を入れて火をおこして暖をとる、という作業も、意外と魅力があるものだ。