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大阪の人が、「大阪では、勉強ができるよりも、スポーツができるよりも、面白い男の子が女子に人気がある。」というと、他の地方出身の方は驚く。大阪出身の私としては、この事実に驚かれることに驚くのだが、「面白い男子が一番もてる」という現象は、大阪独特のものなのかもしれない。

ニュージーランドでも、一般的に大人も子どもも「Sense of Humor」のある人は評価が高い。誰かの話をしているときに「あの人はSense of Humor がある」というのは、結構なほめ言葉だ。

ニュージーランドのスカイテレビにも、コメディーチャンネルというのがあって、24時間コメディー番組を放送している。先日、そのチャンネルを何気なく見ていた。ある番組で、お客さんがいて、舞台があって、その上でコメディアンが何かしゃべって笑いを取っていた。しばらくそのチャンネルを見ていたが、舞台でお客さんを笑わせていたコメディアン達は、ほとんどの場合一人だ。一人で舞台に上がり、一人でマイクを持って、舞台の上をうろうろと歩いたりしながら、面白いことを言ってお客さんを笑わせていた。そんなに長い間見ていたわけではないのだが、日本のように、スタンドマイクの前に二人が立って話をする、という漫才形式のコメディアンは、まったく登場しなかった。

そういえば、ニュージーランドの人たちのパーティに招かれたときも、誰かが面白い話をするときには、延々と一人でしゃべって最後に「落ち」らしきことを言うと、周りのみんながどっと大笑いする、という光景をよく目にする。面白いことを言っている人に他の人が「つっこみ」を入れたりは決っしてしない。ボケとツッコミの二人が掛け合いで笑いを取る、という文化はおそらくニュージーランドにはないのだと思う。

ニュージーランドで英語で漫才をやれば、ものすごくうけるかもしれない。