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先日映画「ラ・ラ・ランド」を観た。

ラ・ラ・ランドは、2016年に公開された、デミアン・チャゼル監督の米国のミュージカル映画で、ゴールデングローブ賞7部門、アカデミー賞6部門を受賞している。ご覧になった方も多いだろう。

「セッション」を撮ったデミアン・チャゼル監督の映画ということもあり、物語の中でジャズが重要な役割を担っているし、女優の卵とジャズミュージシャンの恋愛物語でもあるけれど、二人の主人公達がそれぞれの大きな夢を叶えようとする物語でもある。

若い人達が大きな夢を持ってそれを叶えるために自分の道を進んでいく、というのは、弊社の留学生達にも当てはまることだ。弊社の高校留学生の中には、将来プロラグビー選手になることが夢だという人もいるし、ダンスで食べていきたいという人もいる。また、英語でコミュニケーションができるようになって世界で活躍したいという人もいるし、アートの方面に進んで行きたいという人もいる。

それぞれの留学生がそれぞれの夢を持って留学生活を送っているのだけれど、このラ・ラ・ランドを観ると、高校生とは年齢が違うといえ、自分の夢を実現することは簡単ではないことを痛感させられる。

(以降ネタバレもあるので、まだご覧になっていない方はご注意ください)

主人公の一人は女優の卵で、オーディションを何度も受けては落ちている。大学の法学部に入ってからも夢を追い続けて、大学を休学して6年間ずっと女優を目指してカフェでアルバイトをしながら生計を立てている。

もう一人の主人公の男性は、ジャズミュージシャンでピアノの腕は高く、自分の店を持つことを夢見ているけれど、自分なりのジャズへのものすごく強いこだわりがあって、それが周囲の人達に受け入れられない。

二人は偶然出会って恋に落ちる。でも、それぞれの大きな夢を追いかけながら二人で生活をしていくと、いろんな問題が出てくる。

ピアニストの男性がこだわりを捨てて好きでもないバンドのメンバーになって、ツアーやプロモーションに追われるようになると、女性が「店を持つ夢をあきらめるのか?今やっている音楽は自分がこだわってきた音楽ではないじゃないか?」と言う。それに対して彼は、「君が安定した収入を得てほしいと言ったんじゃないか」と返す。

また彼女のほうは、夢の第一歩として長い間準備をして臨んだ一人芝居の舞台にほとんどお客さんが入らず、周囲から酷評され、意気消沈して故郷に帰ってしまう。男性がオーディション合格の知らせを持って彼女の故郷に追いかけていくのだけれど、「私には才能がない。女優にあこがれていただけで、叶わない夢を追いかけていた。6年頑張ったからもういい。十分傷ついた。」と彼女は言う。

大きな夢を追いかけると、現実の生活と何かをトレードオフしなければならなくなってくるし、何度もうまくいかないと、いつまで夢を追い続けていいのか、わからなくなってくる。

でも結局二人とも最後は夢を実現するのだけれど、それでも何もかも手に入れることは難しい、という結末が待っている。

留学生達には大きな夢を持って留学に来てほしいし、その夢を実現してほしいと思う。でも、誰もが夢を実現することは簡単ではないし、大きな夢の実現とともに他の全てのものを手に入れることも難しい。

でもだからと言って、やる前から夢をあきらめてしまえば、絶対に実現はできない。夢を持ち続ければそれは叶う、ということもこの映画は教えてくれる。

今、大きな夢を持って留学生活を送っている人は、「夢の実現」という視点からラ・ラ・ランドを観てみてもいいかもしれない。