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先日のこのブログで、アイルランドで行われていた女子のラグビーワールドカップについて書いた。「女子のラグビーワールドカップ開催中」

その女子ラグビーワールドカップはニュージーランド時間の昨日の朝決勝戦が行われ、ニュージーランド代表のブラックファーンズがイングランドを41対32で下し優勝した。これで、男子も女子もラグビーは世界一となった。

決勝戦は、開始早々8分にブラックファーンズがトライを上げたものの、前半20分にブラックファーンズにイエローカードが出て選手が一人10分間シンビンに入ると、イングランドが25分にペナルティートライを上げ、さらに32分にも2つめのトライで5対17とリード。結局10対17でイングランドリードのまま前半を折り返した。

後半は両チームとも譲らず見応えのあるシーソーゲームになった。ブラックファーンズが45分にトライを決めて17対17の同点に追いつくと、イングランドは51分にペナルティで17対20と引き離した。でも53分にはブラックファーンズがトライを上げ24対20と再び逆転。その後イングランドも55分にトライで逆転、ブラックファーンズも58分にトライでまた逆転。残り12分の時点でブラックファーンズが31対25と6点リードしていた。でもトライとコンバージョンでイングランドに7点が入るとまだ逆転ができる点差だ。

残り10分を切ったところでイングランドの追い上げが期待されるが、63分、69分とブラックファーンズがトライ。77分にイングランドがコンバージョンも決めるトライを取るも追い上げならず、最後は41対32対でブラックファーンズが逃げ切った。

優勝カップをキャプテンが高々と上げてチームで記念撮影の後は、女子のハカも披露。

ニュージーランドの女子選手達はそれぞれ仕事を持っている人も多く、ニュージーランドに戻ってくると仕事が待っている。ちなみにキャプテンのFiao’o Faamausili選手はオークランドの警察官だ。

人口わずか470万人の国で、男子も女子もラグビー世界一、ワールドカップを保持している。今年はヨットレースのアメリカズカップも手に入れた。ニュージーランドのスポーツは世界トップレベルのチームと選手を生み育てている。

Match Day Highlights: Final – England v New Zealand(動画)