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昨日のブログ「友達のことを褒める子ども」で、ニュージーランドの子ども達は友達のことを褒める、と書いた。

先日、ニュージーランドの高校ラグビーの試合を見に行ったけれど、ラグビーのコーチもその指導において、選手達をまず褒める。

6月中旬にあったセントビーズカレッジU16Aの試合。結果は12対17でセントビーズカレッジが負けた。前半は選手達の動きもよく7対0で折り返したのだけれど、後半はミスも多く3トライを奪われ、5点差でセントビーズカレッジが負けてしまった。

サイドラインでずっと試合を見ていたヘッドコーチが試合終了直後に選手達に最初に言ったのは、「Well Done Boys!!(よくやった!)」だった。負けたショックでうなだれていた選手達の表情がほんの少しだけ緩んだ。

その後コーチは、試合で「よかった点」を一つずつ挙げていった。選手達はまだうなだれながらも、ずっとコーチの言葉を聞いていた。

そして最後にそのコーチは、試合でよくなかった点を、「次の試合までの課題」と前置きした上で、一つずつ話していった。

ラグビーに限らずスポーツの指導者や保護者、関係者は、負けた試合、特に期待したパフォーマンスが出せなかった試合の直後は、まず負けた原因を指摘するところから話を始める人が多いだろう。あるいは、選手に気合いを入れさせるという意味で、「なんだ!今日のプレーは!」などと強く叱責する場合もあるかもしれない。

でもそのコーチは、最初に「Well Done Boys!!(よくやった!)」と言った。そしてその後試合のよかった点を具体的に丁寧に話をして、最後に悪かった点を「次の試合の課題」として選手達に伝えた。

そばで聞いていて、これなら選手達も、修正すべき点は修正して、今度は勝つぞ、と次の試合に向けて気合いを入れるに違いない、と感じた。

時と場合にもよるのだろうけれど、特に若い人達を指導する立場の大人は、まず褒める、というのが大きな効果を生むのだろうと感じた試合後のミーティングだった。