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少し前の話になるけれど、Jury Service の召喚の手紙が届いた。

Jury Service は陪審員のことだ。ニュージーランドでは、選挙人名簿に登録している人の中からランダムに選ばれて、裁判の2ヶ月ほど前に手紙で通知が送られてくる。ニュージーランドでは永住ビザで暮らしている人も選挙人の登録ができる。

手紙には返信用のフォームと封筒が入っており、指定された日に裁判所に行くことができるかどうかを記入して返信する。

召還されれば指定日に裁判所に行くことが原則として求められるけれど、仕事の都合、健康上の問題、家族の事情、その他試験やホリデーなどの理由でも、日にちを変更したり、不参加を申請したりすることができるようだ。ただし、その場合は何らかの証明が必要だし、申請しても却下される場合もある。

英語を母語としない人の中には、英語力が十分ではないという理由で不参加を申請する人もいるようだけれど、最近はその理由は受け入れられないとの話も聞く。ただ、実際に陪審員として評決を下すのに足る英語力がないと思う人は、指定日に裁判所に行ってからその旨伝えることもできるようだ。

参加します、と返信すると、確認の手紙が郵便で届く。それが指定された日の1ヶ月前だ。

そして当日。指定された部屋に私が行くと、70~80名ほどの人が集まっていた。

その日予定されていた裁判は2つ。

まずそれぞれの裁判の陪審員候補を、集まった人の中から抽選で選ぶ。一つめの裁判に対しては40名ほどが選ばれた。私はそこには入らなかったのだけれど、選ばれた40名は、すでに検察や弁護士が着席している裁判が行われる部屋に入る。そして、名前が一人ずつ呼ばれ、陪審員席に向かってゆっくりと歩く。陪審員席に着く前に、検察や弁護士がChalleng!と言えば、その人は陪審員席には座れない。もし、Challengeと言われなければ、陪審員として着席する。

陪審員12名の席が全て埋まれば、陪審員候補の40名の他の人の仕事はそこで終わりだ。家に帰ってもいい。

私は二つ目の裁判で陪審員候補の30名ほどに選ばれた。そして最終的に12名の陪審員の一人として裁判に参加することになった。

陪審員は日本の裁判員と違い、評決は有罪か無罪、どちらかを決めるだけで、量刑は決めない。また、12人の陪審員がよく話し合って、全員合意の元で最終評決を決めることが求められる。

裁判の内容はここで詳しく書くことはできないけれど、陪審員として仕事をして気になったことがある。

長くなるので、続きはまた今度書こうと思う。