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このブログでも何度も書いているけれど、今、世界は急速に変化していて、その変化に日本も巻き込まれているし、日本独自の変化の仕方もしている。

では、日本の小中高校の学校教育が、この変化に対応して変わってきているのか、変わろうとしているのかと言えば、どうもそうでもないようだ。

そもそも日本の学校教育に合わない子ども達もいるだろう。また、今の小中高校生はネットで日本だけではなく海外の情報にもたくさん触れることができるから、自分が毎日受けている学校の教育が、世界中の同年齢の人と同じものではないことも知っているだろう。

そして、もし今の日本の小中高校の学校教育が、世界や日本で起こっている大きな変化に対応していないのであれば、その乖離が大きくなっていることにも気付く子ども達もいるかもしれないし、ますます学校教育に合わないと感じる子ども達が増えていくかもしれない。

そんな子ども達が、自分が受けている日本の学校教育に疑問を持つのも無理はないだろうし、毎日通っている学校に行く価値、行く意味があるのか、と大人達に問うても不思議はないだろう。

もちろん、日本の学校教育にもいい部分はたくさんある。でももし小中高校生達に学校に行く価値や意味を問われたときに、周囲の大人達は、その問いを真剣に受け止め、世界の変化を理解した上で、その価値や意味をきちんと説明できるだろうか。

そしてもしきちんと説明できない場合でも、彼ら彼女らのその問いから、彼ら彼女らの将来について一緒に考えることくらいはできるだろうか。

大人でも将来を予想出来ないような急速な変化の時代に、学校に行く価値や意味を問うている子ども達に向かって、とにかく今まで通りに与えられた学校で与えられた授業を受け、言われたとおりの目標に向かって言われたとおりの方法で勉強をしていればいいんだ、などと言って切り捨てることはできなくなっている。