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先日なんとなくネットサーフィンをしていたら、最近はスマホさえ面白くないという十代の女性がいる、というブログの記事を目にした。

十代や二十代の人達と言えば、ずっとスマホでネットにつながっている人がたくさんいる、という感覚だったけれど、もうそんな時代も過ぎ去りつつあって、スマホさえつまらないのだそうだ。

それが一般的なことなのか、そのブログに出てくる人の特別なケースなのかはわからないけれど、おそらく私が思っている以上に、人々の感覚や世の中は急激に変化しているのだと思う。

最近、ニュージーランドの小中高校でも、学校でデジタルディバイスを使うようになり、パソコンやタブレットの使い方から教えているところも出てきている。ほとんどの高校では校内でWifiが使えるし、課題の提出や先生とのコミュニケーションをメールやフェイスブックで行っている学校もある。

ただ、もうスマホさえ面白くないという若い世代が出てきていることを考えると、いつまでもノートパソコンやタブレットの時代は続かないことも予想できる。スマホやパソコンだけではなく、テレビや家電、車など生活用品の全てがネットにつながる社会が目の前に来ていて、もっと進めば、脳の中にコンピュータを埋め込んでお互いに通信する時代もそう遠くないようにも言われている。

だったら、今の小中高校生達には、パソコンの使い方やネットに接続できるデジタルディバイスの使い方を細かく教えても、彼ら彼女らが大人になる時にはあまり意味をなさないかもしれない。数年前には、マイクロソフトのワードやエクセルの使い方をパソコンで教える教室が流行っていたけれど、十年後にパソコンに向かってワードやエクセルを使っている人が今と同じくらいの数がいるのか、わからない。

数年後、パソコンやスマホやタブレットよりも、もっと画期的で便利なツールがもし出てくれば、ワードもエクセルも、スマホもタブレットも使わない、という新しい世代も出てくるだろう。

そんな時代に向かって生きていく今の小中高校生に、パソコンやスマホやタブレットの使い方を教える意味があるのだろうか。もしそれがあまり意味をなさないのであれば、その代わりにどんなことを教えておけばいいのだろうか。