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私たちは、日本からの留学生達に、自分で考える態度を身につけて欲しいと思っている。

ニュージーランドでは、小学生でも、「あなたはどうしたいの?」「あなたはどう考えるの?」と周囲の大人たちから聞かれる。そしてそれに対して子どもたちは、「私はこうしたい」「私はこう考える」と答える。そんな環境で過ごすことで、日本からの留学生達にも、自分で考えて行動できるようになってくる。

自分で考える、ということは、「周囲の人たちがやっているから」とか「以前から決まっているから」という理由だけで自分の行動を決めることはない、ということだ。いくら周囲の全ての人たちが他のことをやっていても、自分は違うことをする。いくら以前から決まっていても、自分は異なることをする。

そういう態度でいると、「ルールだから」という理由だけで全ての人たちがそれに従う、ということもない。もちろんルールには従うのだけれど、そのルール自体を疑ってかかるという態度も同時に身につけている。例えば、大人でもこんなことを言う。「以前田舎の道路で運転していると、スピード違反で捕まった。そこは多くの道路がそうであるように50キロ制限ではなく、なぜか40キロ制限の道だった。でも私は、いつも通り注意深く50キロで運転していたし、周りに学校などがないこともわかっていたし、見通しのいい直線道路だった。50キロで走っていても安全にはまず支障がなかったはずだ。」

これを「ルールだから仕方がない」と一言で片づけることももちろんできる。でも、彼は自分でいろいろと考えてその結果50キロで走っていたのに、なぜ40キロ制限だったのか、それが理解できない、と考える。言い換えれば、そのルール自体が適切なものだったのか、という問いかけをする。

いろんな意見はあるだろうけれど、小さい頃から「ルールだから」という一言で疑問を挟まずに絶対に従わなければならない、と教えられると、何も考えずにルールには従うものだという態度が身につく。それは「ルールに従っていればいいのだ」という態度にもつながる。

でも、小さい頃から自分で考える態度を身につけている人は、ルールに従うことは十分理解しながらも、ルール自体を外から見つめ、自分で考えて行動する。

いいとか悪いとかという基準では計れないけれど、時にはルールそのものを自分の頭で考えてみるという態度は、大人になってからも必要だと私は思う。そんな態度を身につけるためには、子どもの頃から「あなたはどうしたいの?」「あなたはどう考えるの?」と問われ続ける経験が必要なのだと思う。