今日１０月１２日は日本は体育の日で祝日だけれど、ニュージーランドの小中高校では、第四学期がスタートする日だ。

ニュージーランドの小中高校は例年２月に始まり１２月に終了する四学期制だ。各学期はおおよそ１０週間で間に２週間のスクールホリデー（秋休み、冬休み、春休み）が入り、１２月に第四学期が終わったら約６週間の夏休みだ。長期の高校留学生達は、第四学期が終わると日本に一時帰国して、翌年の第一学期スタートに合わせてニュージーランドに戻ってくる。

そして日本の高校１年生にあたるYear11以上の学年では、１１月９日から本格的な、全国統一試験（NCEAのExternal試験）が始まる。この試験は、ニュージーランドやそのほか海外の大学や専門学校への進学を目指している学生にとってはとても大切な試験で、各科目３時間の筆記形式で、ニュージーランド全土で同じ日の同じ時間に同じ科目の同じレベルの試験が行われる。辞書持ち込み不可なので、留学生にとっては英語力も試される大変な試験だ。

試験でできるだけたくさんの単位を取得したい学生は、この２週間のスクールホリデーもかなり勉強をしていたと思う。後約１ヶ月、集中して勉強していい結果を出してほしい。

また、試験が終わった人から長い夏休みに入る。夏休みは宿題も出ないし、いい季節だし、クリスマスもあるし、みんな楽しみにしているだろう。留学生達は日本に一時帰国するけれど、それもみんな楽しみにしている。

後数週間の今年の高校留学生活。毎日を大切に、やるべきことをやって、試験でもいい結果を残してほしい。応援しています。