ニュージーランド現地無料留学エージェント

弊社には長期の高校留学生が多い。最近は、留学をスタートさせる年齢がだんだんと低くなってきていて、高校留学期間も長くなってきている傾向がある。

先日、東京と大阪で「高校留学個人相談会」を実施したけれど、長期留学を希望されるほとんどの方が、13歳か14歳から4~5年間の留学をご検討していらっしゃった。

そして現在、弊社の高校留学生の中にも、日本の小学校を卒業する年から5年間の予定で留学をしている学生もいる。彼は、小学校6年生の3学期の1月末にクライストチャーチに渡航し、セントビーズカレッジで留学をスタートさせた。その時彼はまだ12歳だった。

到着後すぐに学内にある寮に入り、留学生活を始めた。最初の2週間ほどは、英語も通じず、友達もまだおらず、夜は枕を涙で濡らしていた。私も毎日電話やスカイプで話をしたけれど、ホームシックで、私と話をしている時にも涙が出て止まらない状態だった。日本から見守っていらっしゃる親御さん、特にお母様は、今すぐにでも飛んでいきたい、というお気持ちだったけれど、私から直接日本にお電話をして、「今はホームシックですが、彼は大丈夫です。2週間もすれば友達を作って落ち着いてきます。」とアドバイスを差し上げた。

まだ12歳だったから、ホームシックになるのは当然だ。でも、私は彼と話をしていて「彼はきっと大丈夫だ」と感じた。案の定、2週間ほど経った頃には、生活にも慣れてきて、友達も作り、ホームシックはなくなってしまった。

到着してすぐに日本のお母様に電話をしたときにも、「留学一年目が終わる頃には、きっと、日本に戻りたくない、とおっしゃっていますよ。」と申し上げたけれど、留学一年目の12月に日本に一時帰国する時にはやはり、「今はもう少しニュージーランドにいたい。」と彼は言っていた。

まだ12歳で留学をスタートさせた彼は、留学一年間でとても大きく成長した。また、日本で見守っていらっしゃった親御さんも、何とも言えないお気持ちだったと思うけれど、彼を信じてよくじっと遠くから見守っていらっしゃったと思う。そのご両親の強さが、留学している息子さんに通じたのだと思う。

その留学生は、今年留学2年目を迎え、引き続きセントビーズカレッジでYear 10 に在籍している。英語での友達との会話はもうほとんど問題なく、寮生活も楽しそうに送っていて、とても順調だ。

先日もクライストチャーチに会いに行ってきたけれど、学内や寮ですれ違う現地の学生が彼の名前を呼んだり、肩をたたいたりしていた。一緒に夕食を食べながらいろいろと話をしたけれど、日本の中学2年生の年齢とは思えないくらいしっかりとしていて、礼儀正しく、そして将来の夢を目を輝かせて一生懸命語ってくれた。

その彼が、日本のテレビ番組から取材を受け、今週金曜日6月19日に日本で放映される予定だ。「世界の村で発見!こんなところに日本人」というABC朝日放送の番組だ。全国ネットだから、ご覧になった方も多いと思う。

スタジオでの収録には、お母様もご出演されたそうだ。ご両親とは、私が5月に日本に行ったときにまたお目にかかってお食事をご一緒させて頂いたのだけれど、息子さんを信じて、また息子さんの夢を応援して、日本から見守っていらっしゃる、とても強くて心の大きな親御さんだ。

このご両親がいらっしゃるからこそ、12歳で留学をスタートさせた息子さんも、最初はホームシックになったけれど、そこからうまく波に乗って、今では順調に、まるで現地学生のように楽しく留学生活を送ることができているのだろう、と感じる。

番組では、ニュージーランドの高校生二人が取り上げられるそうだ。弊社が撮影した動画も番組内で使われるかもしれないと、番組制作担当の方から弊社に連絡を頂いた。

12歳からセントビーズカレッジで留学している、大畑勇太君。6月19日の放送をご覧頂き、是非これからも応援してください。

大畑勇太君のU14ラグビーの試合の動画

留学一年目U13の時のラグビーの試合の動画