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あたりまえだけれど、私の9歳の娘と私の食べものの好みは、かなり違う。お菓子の国で暮らしたいと娘は言うけれど、私は全くそう思わない。でも、酒の肴の国であれば移住してもいいかなと思う。でも娘は絶対についてこないだろう。

思い返してみれば、自分も子どもの頃はお菓子の国にあこがれた。朝起きておなかが減っていたらクッキーでできた窓をかじって、昼食はチョコレートの壁、夕食は家中のお菓子食べ放題、などと考えていたことを思い出す。

そう考えると、人生の中で、食べ物の好みがお菓子から酒の肴に大きく変化した時があったのだ。よく思い出してみると、それは中学生から高校生にかけての、体も精神も大きく変化する時期だったように思う。中学1年生の時に好きだった食べ物と高校3年生の時に好きだった食べ物は、お菓子と酒の肴ほど大きく違っていた。その6年の間に、体や精神が大きく変化し、食べ物の好みも変わった。

私だけではなく多くの人が、食べ物だけでなく、中学高校の6年間に大きな変化があると思う。この時期は、人生の中でも全てにおいて大きな変化の時期だ。

だから、食べ物にしても、成長し変化する体を作るために、お菓子だけではなく、栄養のバランスも考えて「体にとってプラスになる」ものを食べる必要がある。この時期に摂った食べ物が、体を作り、その後の人生にも大きな影響を及ぼす。

そして、中学高校の6年間に出会う人々、受ける教育、目にする風景、耳にする言葉や音楽、肌で感じる環境、さらに、挫折や成功などの様々な全ての経験が、その人の精神を作り、その後の人生にも大きな影響を及ぼす。

13歳から18歳までの6年間、ニュージーランドでは高校生にあたる時期。その時の環境と経験は、人の成長に大きな影響を与える。どこで誰とどんな生活を毎日送るのか。それはその後の人生にとって、とても大切な選択だ。