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留学生逹を見ていて感じるのは、ちょうど中学1年生から高校3年生くらいの年齢で、子どもから大人にみんな成長することだ。この6年間の年齢の違いはとても大きい。31歳と37歳、40歳と46歳、52歳と58歳などでは年齢の違いは感じないことも多いし人によって様々だけれど、12歳と18歳では、どの人も全く違う。

では、その6年間で何が変化するのだろうか。「留学に来た当時は子どもっぽかったけれど、今ではすっかり大人になったなぁ」と感じることも多いのだけれど、具体的にどこがどう成長したのか、考えてみるとわからないこともある。もちろん、具体的な言動や行動は日々変わってきているのだけれど、彼ら、彼女らの中の何が変わることで、それが言動や行動として表面に現れてきているのだろうか、と考えると、よくわからない。

一つはおそらく、子どもの頃は感性で生きていたのが成長するにつれて理性で動くようになることだろう。自分の感情を第一に行動していたのが、歳を重ねるにつれて、頭で考えて周囲を見て判断できるようになってくる。もう一つはおそらく知識の量が増えることだろう。我々が、Year 9 の学生と話をするのとYear 13 の学生と話をするのとでは、話題も違うし、こちらが使う言葉も変える必要がある。それはやはり留学生の知識の量を考えながら話すからだ。

だから、12歳から18歳の間には、感情を押さえて理性でコントロールできるようになり、同時に知識を増やす、ということが成長のキーなのだと思う。そう考えると、この年齢の間に、どんな環境で、どんな人と接し、どんな経験をして、どんな教育を受けるか、ということが、その人の成長に、そしてその人の人生に大きな影響を与えるのだろう。