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今ニュージーランドでは、ウルトラファーストブロードバンド計画(Ultra-Fast Broadband Initiative)が進められている。ウルトラファーストブロードバンドは、最低でも上り100Mbps、下り50Mbpsの速度のインターネットサービスだ。ロトルアでも、あちこちで、歩道を掘り返してケーブルを埋める作業が進んでいる。

このニュージーランドの、ウルトラファーストブロードバンド計画(Ultra-Fast Broadband Initiative)は、政府が主導して行っているものだ。the Ministry of Business, Innovation and Employmentによると、2020年までにニュージーランド全体の75%にウルトラファーストブロードバンドを普及させる計画だそうだ。中でも、学校、病院、そして90%のビジネスには2015年までに、一般家庭と残り10%のビジネスには2019年までに普及させる予定だ。

政府のアクションプランを見てみると、計画を5つのカテゴリーに分けている。e-Education、 e-Health、 e-Government、 e-Business、そして e-Developmen だ。特に学校と病院にはできるだけ早くウルトラファーストブロードバンドを普及させようと計画していることがわかる。

ファイバーケーブルの敷設は地域ごとにいくつかの会社がインフラを担当し、その後、インターネットのプロバイダーを各自で選んで契約をする。価格は、例えばインターネットプロバイダーNZ Telecom の場合、Ultra Fibre 100 という下り100Mbps 上り50Mbpsのプランで、月々の利用容量が無制限の場合は、固定電話費用込みでひと月139ドルだ。容量制限がつく比較的安いプランもあり、ADSLの費用と比較しても、それほど高くはない。だから、ケーブル自体が敷設されれば、一般家庭でもウルトラファーストブロードバンドを利用する家庭はどんどん増えるだろう。

数年前までは日本に比べてインターネット環境が良くないと言われていたニュージーランドだけれど、後数年もすれば、その環境も大きく変化するだろうと思う。

the Ministry of Business, Innovation and Employment
Ultra-Fast Broadband Initiative