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もう、毎日インターネットに接続することが当たり前になった。

インターネットはとても便利だけれど、ずっと使っていると嫌になることがある。それは、大人になってから使い始めたから、いわゆる「体になじんでいない」ということもあるかもしれないし、私の年齢にも関係があるだろう。おそらく皆さんが毎日インターネットに接続する生活を始めたのは、早くても1995年くらいからだと思うし、多くの方は、2000年前後だろう。だから30歳くらい以上の方は、子どもの頃はインターネットに毎日触れる生活はしていなかったから、ずっとスマホやPCでインターネットに接続していると、疲れることもあると思う。それが、生まれたときからネットがある世代との違いだろう。

そしてもう一つ、長時間使っていると嫌になるのは、複数のアプリやウエブサイトを同時に立ち上げて、瞬時に入れ替えながら使うところだ。一昔前のブラウザはタブを一つしか開くことができなかったし、スマホやタブレットで複数のアプリを同時に使うことはできなかった。でも最近は、たくさんのサイトをブラウザで立ち上げておくことは当たり前だし、2つのアプリを同時に使うことも珍しくない。

そうなるとどうしても、一つのサイトを見ている時にふと別のサイトを見たり、一つのアプリで何かをしているときにふと別のアプリを使ったりする。それが、どうも集中力を散漫にさせて、結果、長時間使っていると嫌になる。

複数のサイトを同時に見たりアプリを同時に使ったりすることは、とても便利だし、必要な時も多いけれど、不必要なときにでも、ついついあっちをクリックしたり、こっちをタップしたりして、集中して何かに取り組む習慣さえも失われてきているように感じる。

まだ勉強や仕事場にパソコンがなかった時代、「集中して勉強や仕事に取り組むときには、今やっている勉強や仕事に関係がないものは、全て片付けることが大切だ」と言われたことがある。確かに、必要なもの以外の全てを目の前から消して作業をすると、集中してはかどることが多い。それと同じで、集中して勉強や仕事に取り組むときには、今見ているサイトや使っているアプリに関係がないものは、全て立ち上げないことも大切なのではないか、と思う。