ニュージーランド現地無料留学エージェント

キックオフNZ では、男子にも女子にもラグビー高校留学生がいるので、たまに、高校のグランドに練習を見に行ったり、試合を観にいったりする。

するとそこには当然のことだが、日本からの留学生達以外に、ニュージーランドの高校生達もたくさん一緒にラグビーをしている。人数的には、現地高校生のほうがはるかに多い。そして、私がグランドでラグビーの練習や試合を観ていると、そばにいる現地の高校生が話しかけてきてくれることが多いのに驚く。

先日も、男子高校生のラグビーの試合を観に行ったとき、いろんなグランドでたくさんの試合が行われていたので、彼がどこにいるのかよくわからなかった。だから、「○○君はどこにいるのだろう」などと、一緒に行った留学生達と話ながら歩いていると、知らない現地の高校生が、「○○ならあそこにいるよ」と丁寧に教えてくれた。私たちは日本語で話をしていたのだが、名前を耳にして、わざわざ教えてくれたのだろう。

また、女子のラグビーの試合を観にいったときでも、近くにいた彼女のチームメートが「あなたの娘さんはとてもいいプレーをしているよ」と、私のことを父親と勘違いして話しかけてくれた。その子はそのままどこかにすっと行ってしまったので、私は彼女の父親ではないんです、と言いそびれてしまったのだが、とにかく、ニュージーランドの高校生達は、気軽に初対面の大人に話しかけてくる。

高校留学生達の同級生の年齢なので、下は14歳くらいから上は18歳くらいまでだ。そんな彼等、彼女等が、学校の中にいる見知らぬ大人に気軽に話しかけてくる。それも、こちらの様子を見て、何をしに来ているのかを考えて、話しかけてくる。

日本の中学校や高校でそんな生徒がいるだろうか。友達のお父さんがラグビーの試合を観に来ていて、「彼はいいプレーをしていますね」などと言うだろうか。

そういうところも、日本の中学高校生とニュージーランドの中学高校生の大きな違いの一つだと思う。