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先週、クライストチャーチに行ってきた。ご存知のように、2011年2月22日にクライストチャーチで地震が発生し、日本人28名を含む185名の方が亡くなった。その悲しみは今でもクライストチャーチだけではなく、ニュージーランドの全ての人々の胸に刻まれている。

それから約1年3か月。クライストチャーチの人々は、今は地震の前とほとんど変わらない生活を送っている。

クライストチャーチ滞在中、多くの学校の先生やスタッフ、現地の学生や留学生と会って話をしたが、皆さんとても元気で、そして楽しそうに暮らしている。郊外のショッピングモールではたくさんの買い物客がショッピングを楽しんでいたし、訪問した学校の、近くの人気のカフェは平日にもかかわらずランチタイムにはほぼ満席だった。私が泊まった街の中心に近いモーテルも、平日にもかかわらず満室の日もあり、とても忙しそうだった。空港も、地震前から行われていたリニューアルを大方終えて、とてもきれいになっていた。

ただ、大きなビルがたくさん建っている街の中心の一部は、未だに立ち入り禁止になっており、建物の取り壊しが引き続き行われていた。でも、取り壊しが行われている建物のすぐ隣のスーパーマーケットには、たくさんの車が停まっていたり、街の中心近くにあるポリテクニックでは、留学生を含む多くの学生達が勉強していたりして、建物の建設には時間がかかっているが、実際の人々の日常生活とそれは、あまり交わっていない、という印象を受けた。つまり、地震でダメージを受けた建物のいくつかは依然そこにまだ建っているのだが、その周りで人々は元気に日常生活を送っている。

クライストチャーチの街の中心部分が完全に復興するまでには、少し時間がかかるようだ。でも、そこで暮らしている人々はとても前向きで明るく、そして、楽しそうにしている。どの人も、「クライストチャーチは、元気です。ニュージーランドにいらっしゃる機会があれば、是非訪ねて来てください。」と仰っていた。