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ニュージーランドでは9月1日から公式に春がスタートする、と言う。9月から11月の3ヶ月間が春、12月から2月までの3ヶ月間が夏、そして3月から5月が秋、6月、7月、8月が冬だ。

昨日からニュージーランドは春になった。日付が変わると季節も変わるという感覚は日本人にはなじみがないけれど、ニュージーランドでは昨日から公式に春が来た。

ただ、変わるのは日付だけではなく、桜も咲き始めているし、夜も暖房をしない日も出てきたし、日も長くなったし、昼間は晴れると感覚的にも春を感じる。

でも、そんな素敵な季節の春のニュージーランドだけれど、人々を悩ませているのは、花粉だ。ニュージーランドでも年々花粉症の人が増えているようで、この季節は鼻をすすっていたり、目をしばしばさせていたり、咳をしたりしている人が目立つようになってくる。

花粉症のことをニュージーランドではHay Fever というけれど、Hay Fever New Zealand などでググってみると、たくさんの情報が出てくる。どのサイトにも対策が書いてあるのだが、外になるべく出ないようにとか、家にいるときは窓をできるだけ閉めるようにとか、こまめに掃除機をかけるように、などという対処療法がほとんどで、根本的な解決策はあまり示されていない。

ただ、日本で花粉症がひどかった人が必ずしもニュージーランドでもひどい症状か、というとそうでもない人もいるし、ニュージーランドに来て花粉症になったという人もいるようだ。日本とは咲いている花も違うし、だから飛んでいる花粉の種類も違うので、人によって日本と症状が異なるのだろう。