約１０ヶ月間の長期語学留学を終えた学生が一人、今日で学校を修了した。

彼は、昨年６月にロトルアの語学学校で留学をスタートした。最初はホームステイをしていたが、たくさんの現地の人達と英語で話す機会を作るために途中からフラットシェアをして暮らしていた。もちろん自炊だ。

日本人も何人かいる語学学校だったけれど、学校内では絶対に日本語は使わないと決めて、ずっとそれを続けていた。そして、自ら志願して学校ではEnglish Only Ambassador になった。English Only Ambassador は学内では絶対に英語を使わない学生に与えられる、行ってみれば職務のようなもので、学校にいる間はEnglish Only Ambassador と書いたバッジをつけている。だから、日本人でも彼には必ず英語で話しかけなければならないし、彼自身も絶対に英語で話をしなければならない。

また、９月にはその学校のEnglish Speaker of the month に選ばれて、とても喜んでいた。English Speaker of the month はその月にたった一人だけが選ばれるので、少し頑張っているという程度ではだめで、授業中の勉強はもちろん、普段もきちんと英語で話をしていなければならない。

だから英語力もめきめきついて、とても流暢な英語を話すようになった。そして３月にはIELTSの試験を受験して、目標としていたポイントを取得することができた。

今日、彼の修了式を見に行ってきた。彼の名前が呼ばれると、周囲の友達からワーッと歓声が上がった。修了証書を手に彼がスピーチをしたのだが、本当にとても流暢な英語で、校長先生も、「私は彼の発音がとても好きです」とおっしゃっていた。

５月からはオークランドで専門学校に通う。これから大変なこともあるだろうけれど、彼ならきっと大きな目標に向かって着実に進んでいくと思う。

これからもロトルアから応援しています！